一酸化炭素チェッカーの使い方完全ガイド|初回準備から警報時の操作、定期点検まで
一酸化炭素チェッカーの使い方完全ガイド
初回準備から警報時の操作、定期点検まで
一酸化炭素チェッカーを使い始めるときは、電池を入れて電源を入れるだけでなく、警報ブザーと警告音が正しく鳴るか確認しておくことが大切です。画面には一酸化炭素濃度のほか、温度、湿度、電池残量も表示されます。
この記事では、MONONSの一酸化炭素チェッカー(型番 J191)を手に取ってから使用を開始するまでの流れに沿って、各ボタンの役割や表示の見方、バックライトとメモリ機能、動作チェック、警報時の静音操作を説明します。毎月の点検方法や使用上の注意点もあわせて確認しましょう。
準備
一酸化炭素チェッカーを使う前に付属品を確認する
パッケージを開けたら、最初に次の付属品がそろっているか確認します。
- 一酸化炭素チェッカー本体
- ストラップ
- 試し用単3乾電池2本
部品が不足している場合は、購入先へ連絡してください。付属の乾電池は試し用のため、使用前に電池残量と本体の動作を確認します。
構成
本体のボタンと表示を確認する
一酸化炭素チェッカーには、電源や表示を操作するための3種類のボタンがあります。
- 電源ボタン/バックライトボタン
- メモリ機能ボタン
- 静音ボタン/動作チェックボタン
本体にはこのほか、待機指示ランプ、LCD液晶ディスプレイ、電池蓋、ストラップ掛け口があります。操作を始める前に、それぞれの位置を確認しておくとスムーズです。
電源
電池を入れて電源を入れる
1. 電池蓋を開ける
本体背面の電池蓋を開けます。
2. 単3乾電池を2本入れる
乾電池の向きを間違えないように確認し、単3乾電池を2本セットします。
3. 電源ボタンを長押しする
電源ボタンを長押しすると、電源をオンにできます。電源を切るときも同じボタンを長押しします。
4. 待機状態を確認する
待機中は、赤いLEDライトが30秒に1回点滅します。この点滅が待機状態の目印です。
表示
液晶ディスプレイの見方
一酸化炭素チェッカーのLCD液晶ディスプレイでは、次の情報を確認できます。
- 一酸化炭素濃度
- 濃度値の単位(PPM)
- 温度
- 湿度
- 電池残量
- 静音マーク
電池残量は100%、75%、50%、25%、0%の表示で確認できます。残量が不足すると電池マークが点滅し、「電池の残量が不足しています。早めに電池を交換してください。」という警告音声が流れます。
バックライト
バックライトの明るさを調整する
電源ボタンをクリックすると、バックライトの明るさを低・中・高の3段階で調整できます。
ボタンを1回クリックするとバックライトが10秒間点灯し、その後は自動的に消灯して省エネルギーモードに入ります。電源を切っても設定は保持され、次回起動時に前回の明るさが復元されます。
メモリ
過去の最高PPM値を確認する
メモリ機能ボタンをクリックすると、これまでに記録された最高PPM値を確認できます。
記録を削除する場合は、メモリ機能ボタンを3秒以上長押しします。削除する前に、残しておきたい記録がないか確認してください。
動作確認
警報ブザーと警告音を動作チェックする
乾電池を入れた後は、使用前に警報音の動作を確認します。
静音ボタン/動作チェックボタンを2回続けて押すと、警報ブザーと警告音が鳴ります。このとき、液晶ディスプレイの静音マークは消えます。
警報
一酸化炭素チェッカーの警報が作動する条件
一酸化炭素チェッカーは、一酸化炭素濃度と、その濃度が続いた時間に応じて警報を作動させます。
50~100PPM
1時間以上続くと緑色のバックライトが点灯し、警報ブザーと警告音が鳴ります。
101~200PPM
10分以上続くと黄色のバックライトが点灯し、警報ブザーと警告音が鳴ります。
201~300PPM
3分以上続くと赤色のバックライトが点灯し、警報ブザーと警告音が鳴ります。
301PPMを超えた場合
赤色のバックライトが点灯し、警報ブザーと警告音が鳴ります。
警報時には、「一酸化炭素濃度が上昇しています。窓を開けて換気してください。」という音声が流れます。
警報時
警報を一時停止する方法
警報が鳴っている間に静音ボタンを1回押すと、警報を一時停止できます。液晶ディスプレイには静音マークが表示されます。
ただし、静音操作は安全を確認する操作ではありません。一度停止しても、5分後に使用環境の一酸化炭素濃度が下がっていなければ、警報ブザーと警告音が再び鳴ります。
倦怠感、吐き気、めまい、頭痛、息苦しさなどを感じた場合も、速やかに新鮮な空気のある場所へ移動し、燃焼器具を止めて換気します。その後は安静にして体を温かく保ち、医師の診察を受けてください。
センサー
センサー機能を確認する方法
自動車の排気ガスは車種によって状態が不安定で、正確にチェックできないおそれがあります。センサー機能の確認には、線香またはタバコの煙を使用します。
密封できる透明な箱またはビニール袋に煙をため、一酸化炭素チェッカーを一緒に入れて、一酸化炭素濃度の変化と本体の動作を確認します。
- 一酸化炭素中毒を避けるため、屋外など空気がよく循環する場所で行う
- 火を扱う際は、ビニール袋へ燃え移らないよう十分に注意する
点検
毎月を目安に点検する
掃除とセンサー機能テストは、1カ月に1回程度を目安に行います。使用開始時だけでなく、その後も継続して動作を確認してください。
一酸化炭素チェッカーに搭載されているセンサーの有効期間は2年ですが、使用環境によって消耗が早くなる可能性があります。実際の耐用年数が必ず2年になるとは限らないため、毎月を目安に点検を続けることが重要です。
注意
使用時と保管時の注意点
一酸化炭素チェッカーは一酸化炭素のみを測定する警報機です。煙や可燃性ガスを測定する製品ではありません。また、警報機だけで事故を完全に防げるわけではなく、換気の代わりにもなりません。
使用時と保管時は、次の点に注意してください。
- 分解や改造をせず、異物を挿入しない
- 落下などの衝撃や、液晶ディスプレイと硬い物の衝突を避ける
- 洗剤や溶剤で本体を拭かない
- 芳香剤、塗料、エアゾールなどを本体へ近づけない
- 電池残量が少ない場合は速やかに交換する
- 長期間使用しない場合は電池を取り外す
スプレー式殺虫剤やヘアスプレー、溶剤、シンナー、ベンジン、アルコール類、くん煙式殺虫剤、調理中の煙や水蒸気などによって、警告音が鳴る場合があります。このような場合は換気装置を作動させ、ドアや窓を開けて換気を続けます。
FAQ
よくある質問(FAQ)
一酸化炭素チェッカーの電源はどのように入れますか?
単3乾電池を2本入れ、電源ボタンを長押しします。電源を切る場合も、電源ボタンを長押ししてください。
待機中かどうかは、どこで確認できますか?
待機中は赤いLEDライトが30秒に1回点滅します。
警報音が鳴るか確認する方法は?
乾電池を入れた後、静音ボタン/動作チェックボタンを2回続けて押します。警報ブザーと警告音が鳴ることを確認してください。
過去の最高PPM値は確認できますか?
はい。メモリ機能ボタンをクリックすると、以前の測定記録の最高PPM値を確認できます。ボタンを3秒以上長押しすると記録が削除されます。
警報を止めることはできますか?
警報中に静音ボタンを1回押すと、一時停止できます。ただし、5分後も一酸化炭素濃度が下がっていなければ再び警報が作動します。静音よりも換気や退避を優先してください。
電池残量が少なくなると、どのように通知されますか?
電池マークが点滅し、早めの電池交換を促す警告音声が流れます。
一酸化炭素チェッカーの点検頻度はどのくらいですか?
掃除とセンサー機能テストは、1カ月に1回程度が目安です。センサーの有効期間は2年ですが、使用環境によって消耗速度が異なるため、定期的に動作を確認してください。
まとめ
まとめ
一酸化炭素チェッカーを使い始める際は、乾電池の向きを確認して単3乾電池を2本入れ、電源をオンにします。赤いLEDライトの点滅で待機状態を確かめたら、静音ボタン/動作チェックボタンを2回押し、警報ブザーと警告音が鳴ることを確認してください。
使用中は、LCD液晶ディスプレイで一酸化炭素濃度、温度、湿度、電池残量を確認できます。バックライトの明るさ調整や最高PPM値の確認も、各ボタンから操作できます。
警報が鳴ったときは、静音操作だけで安全と判断せず、換気、燃焼器具の停止、退避を優先します。毎月を目安に掃除とセンサー機能テストを行い、使用前の確認を習慣にしましょう。


















